Google Dracoファイルの読み取りと書き込みプロセスを.NET APIを使用して簡素化

FileFormat.Drako for .NET を始める方法

FileFormat.Drako はすぐに簡単に使い始めることができます。次の手順に従ってください。

• InstallFileFormat.Drako: NuGet パッケージ マネージャーまたは .NET CLI を介して FileFormat.Drako パッケージをインストールします。
• プロジェクトとの統合: C# プロジェクトで FileFormat.Drako ライブラリを参照します。
• 変換の開始:FileFormat.Drako が提供するシンプルな API を利用して、Draco ファイルの読み取りと書き込みを行います。

FileFormat.Drako for .NET をインストールする推奨方法は、NuGet を使用することです。スムーズにインストールするには、次のコマンドを使用してください。

NuGet> Install-PackageFileFormat.Drako 

C# で Draco ファイルを DracoMesh に読み取る

このコード スニペットは、Draco ファイルを効率的にロードし、後続の操作のために DracoMesh インスタンスに保存します。

• File.ReadAllBytesを使用して、「cube.drc」という名前の DRC ファイルを開きます。
• バイトから 3D メッシュを DracoMeshオブジェクトに読み込みます。

以下のコード スニペットをコピーしてメイン ファイルに貼り付け、プログラムを実行します。

 
    byte[] cube = File.ReadAllBytes("cube.drc");
    DracoMesh dm = (DracoMesh)Draco.Decode(cube);

C# で Draco ファイルを読み取り、Wavefront OBJ に書き込む

次のコードは、既存の 3D Draco ファイルを開いて、さらに処理するために obj 形式に書き込む方法を示しています。

• File.ReadAllBytesを使用して、「input.drc」という名前の Draco ファイルを開きます。
• Draco メッシュをバイトから DracoMeshオブジェクトに読み込みます。
• DracoMesh.GetNamedAttributeを使用して位置属性を見つけ、その内容を Span<float>に変更します。
• OBJ の形式を使用して、コントロール ポイントを出力に書き込みます。
• DracoMesh.ReadFaceを使用して各面の角を読み取ります。
• PointAttribute.MappedIndexを使用して、面の角をコントロール ポイントのインデックスにマッピングします。
• OBJ の形式を使用して出力に面を書き込みます。

以下のコード スニペットをコピーしてメイン ファイルに貼り付け、プログラムを実行します。

 
    //load draco file
    var bytes = File.ReadAllBytes("input.drc");
    var mesh = Draco.Decode(bytes) as DracoMesh;
    if (mesh == null)
        throw new InvalidDataException("Input file is not a valid draco file.");
    var attrPos = mesh.GetNamedAttribute(AttributeType.Position);
    var points = MemoryMarshal.Cast(attrPos.Buffer.AsSpan());
    var sb = new StringBuilder();
    for (int i = 0; i < points.Length; i += 3)
    {
        sb.AppendLine($"v {points[i]} {points[i + 1]} {points[i + 2]}");
    }
    Span face = stackalloc int[3];
    for (int i = 0; i < mesh.NumFaces; i++)
    {
        mesh.ReadFace(i, face);
        var a = attrPos.MappedIndex(face[0]) + 1;
        var b = attrPos.MappedIndex(face[1]) + 1;
        var c = attrPos.MappedIndex(face[2]) + 1;
        sb.AppendLine($"f {a} {b} {c}");
    }
    File.WriteAllText("output.obj", sb.ToString());

C# でプログラム的にコントロール ポイント、三角形を Draco ファイルにエンコードする

提供されたコードは、C# を使用して制御点と三角形からプログラムで Draco ファイルを作成し、「output.drc」として保存する方法を示しています。手順の内訳は次のとおりです。

• DracoMeshインスタンスを作成します。
• コントロール ポイントを PointAttributeにラップします。
• PointAttributeを DracoMeshに追加します。
• 三角形のインデックスを追加します。
• 指定されたエンコード パラメータを使用して DracoEncodeOptionsオブジェクトを作成します。
• Draco.Encodeを使用してメッシュをバイトにエンコードします。

以下のコード スニペットをコピーしてメイン ファイルに貼り付け、プログラムを実行します。

 
  Vector3[] controlPoints = new Vector3[]
  {
          new Vector3( -5, 0, 5.0f),
          new Vector3( 5, 0, 5.0f),
          new Vector3( 5, 10, 5.0f),
          new Vector3( -5, 10, 5.0f),
          new Vector3( -5, 0, -5.0f),
          new Vector3( 5, 0, -5.0f),
          new Vector3( 5, 10, -5.0f),
          new Vector3( -5, 10, -5.0f)
  };

  int[] indices = new int[]
  {
          0,1,2, 0, 2, 3, // Front face (Z+)
          1,5,6, 1, 6, 2, // Right side (X+)
          5,4,7, 5, 7, 6, // Back face (Z-)
          4,0,3, 4, 3, 7, // Left side (X-)
          0,4,5, 0, 5, 1, // Bottom face (Y-)
          3,2,6, 3, 6, 7 // Top face (Y+)
  };

  var mesh = new DracoMesh();
  //construct an attribute for position, with type float[3], 
  var attrPos = PointAttribute.Wrap(AttributeType.Position, controlPoints);
  mesh.AddAttribute(attrPos);
  //add triangle indices
  mesh.Indices.AddRange(indices);
  //number of the control points, it's required for the encoder to produce correct result.
  mesh.NumPoints = 8;
  //You can also use following methods to deduplicate the attributes to reduce the file size
  //mesh.DeduplicateAttributeValues();
  //mesh.DeduplicatePointIds();

  var opt = new DracoEncodeOptions();
  var drcBytes = Draco.Encode(mesh, opt);
  File.WriteAllBytes("output.drc", drcBytes);

FileFormat.Drako は、直感的な API、包括的な形式のサポート、C# アプリケーションとのシームレスな統合を提供し、開発者とユーザーが同様に Draco ファイルを簡単に管理できるようにします。 draco ファイルを他のファイルに変換する場合でも、レンダリングのために draco をロードする場合でも、FileFormat.Drako はプロセスを簡素化し、あらゆるステップで最適な効率と品質を保証します。

GitHub リポジトリを探索して、このオープン ソース API に貢献、改善提案、強化してください: FileFormat.Drako -for.NET